チームとしての戦い方が見えない代表に過度の期待はできなかったもののグループリーグをああいう形で敗退したことでとてつもない喪失感があった。新しいチームの明日のためにきちんと反省するべきところはしてもらうことを祈っていると、人をなめとんのかコラと言いたくなる様な前時代的なポリティカルな動きをする大ボスにうんざりさせられ、そうかと思えば本当に人のいいサッカー界の恩人はキャラ丸出しにイノセントに選手の個のせいにして去っていく。せめてもの救いがこのような状況下にあっても次の監督として好ましき人の一人が受諾の動きを見せていることで。いやもちろん手続きはめちゃくちゃだ。クラブはどうなるんだ、ふざけるなという声には一言も無い。また、なんで彼としか交渉してないの?という疑問ももっともだ。しかし、なんとなく青空が見えてくるような気分になってきていた。

 と思っていたら、中田が引退してしまう。この人が決めてしまったら、もう一回見せてよ、ヒデ、とは言ってはいけないのかもしれない。また深い喪失感がやってきた。

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 イングランドポルトガルの試合。負けたイングランドファーディナンドが泣いていた・・・・。カメラの前で泣けばいいってもんじゃないかもしれないし、負けて悲しくない選手など一人もいないというような言い方ももあるのかもしれないが、やはり揺さぶられるものがあった。

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