自主性2

昨日メモった小出さんの話

自主性というと、すぐに個人を尊重してくれるというふうに捉えがちだ。しかし勝負の世界で個人を尊重するとは、その人が持っている能力を尊重することだ。すなわち、自分の力だけでは引き出せないでいる可能性を、何とかして引き出してあげることである。自主性だけで能力を伸ばそうとしてもおのずと限界がある。

だからこそ、私は「修行している者に自主性は必要ない」というのだ。

いろいろなところで個の自由や自主性の大切さという話しが出るが、ひとつの考え方として。
幻冬舎文庫「君ならできる」小出義雄
君ならできる (幻冬舎文庫)