日本VSヨルダン

友人宅で香港の有線TVで見た。ネットでの意見をまったく読むことなく自分の気持ちを書いてみたい。


まずヨルダンがどれだけ強くなったのかは知らない。予選リーグで確かに韓国とは引き分けているのだが、しかし、今日見たヨルダンが格別強いとは思えない。相手をみくびるわけではなくもっと上を見ているチームならばこの相手に延長でも決着がつけられずPK戦で辛勝などというのは受け入れがたい。


それもサッカーの神様がいたずらし、ということならまだいいが。今日見ていた限りでは(僕は最近の試合を全部見れていないので)サッカーの神様は公平なのではないかというように映った。つまり一生懸命でなければ運命だって転がり込んでこないのではないか、と言うことだ。


今日の試合を見ていて、わが代表の試合なのに、おもしろくないな、エキサイトしないなと僕が思ったのは、プレーが軽すぎるから。まるで練習の最初30分アップだからまずはボールと体使うことになれてーといわんばかりのパス、動き、意図が多かったように思う。そしてそれが顕著に見られたのははっきりいって10番と最悪なのは14番だ。


人は動かない。ボールも動かない。セカンドボールにも緩慢。こんなサッカーになっているからには明白な理由があると思う。次のうちのどれかだろうと確信さえしている。

  1. 重慶は殺人的に暑くしかたなかったのだ
  2. みんな疲れ果てていて仕方なかったのだ(この際その理由は言ってもしかたない)
  3. ああいうサッカーを実は目指しているのだ

どれかでしょう。で、ないと説明がつかない。


延長の後半の前に円を作り肩を組むヨルダンの選手。全部が映されたわけではないが川口が声をかけているくらいしか見えない日本。僕はこの試合の負けを覚悟しました。


・・・・。ここで後出しみたいに言っても仕方ないのだけれどPK戦の結果、最後のヨルダンの選手がはずす事以外、とめられるかはずすかにいたるまでも両軍あわせて全部的中。特に10番と14番は絶対やると思った。PK戦の前にあなたがたから勝ちたいという空気が伝わってこない。14番には代表落ち、猛省すら促したい。芝のせい?そうかもしれないがあっちは決めてるんだよ。なさけない。


自由もいい。ゴールが見えるようになったと思うのもいいけど、こんなにゆるゆるで軽いプレーばかりしているとドイツが危ないばかりか(僕はアジアカップは後は勝ったら全部奇跡と思うことにします。今日負けて監督なり体制を変えたほうがよかったかも)サポーターがあなたたちを見放すよ。だからうまくいかなかった理由は上記の1であってほしいと願っているのだが。