本を読んどりまして、
あ、いや、特別なことでも何でもないのですが
3冊ほど並行して面白い本です。


サウンドトラック」古川日出男
最初の数ページは難しい言葉をえらくたくさん使うくせに文章が下手だなーと思ってなかなか入っていけなかったのですが、映画の台本のように短い文を並べてシーンを描写していく方法にだんだんなれてきてリズムさえ感じるようになってきました。演劇からの人と知ってなるほどと。


「ららら科学の子」矢作俊彦
1968年に犯罪を犯し日本を脱出し、30年ぶりに戻ってきた男。いやーおもしろい。自分は10年日本を離れていて少しづつ浦島さんになっていってるんだけど30年もいないとギャップはすごいだろうな。それでも作者は主人公に言わせるのですね。何も変わっていないと言えば変わっていないのかもしれない。と。昨日、主人公はくじらやを訪れ、さっきページを閉じる前には吉野家(とおぼしき)を出たところだ。


「インターネット的」糸井重里
2001年の発行なんだけど、WEB2.0みたいなものはこのことから肌でわかっていたのですね。糸井さんは。自分は2001年にはどっぷりWEB1.0だった。でもyoutubeなんかで人気が出ている素人のビデオなんかはこのころ考えていたのですよね。ただ、やっぱりあのころだとコストはかさむし、わざわざそういう舞台を用意しないといけないのでdodochanみたいにはならないよなぁ。


その他にも、仏教の本や(題名失念)、イギリス人は年齢を気にしない(題名失念。内容はいいが、日本で葉考えられない、考えられない、考えられないと繰り返されるので食傷)。39.99歳の本(題名失念。いたたたた)等々を読んでます。失念している3冊はまもなく読了。



ほぼ日より2007年手帳届く。オレンジのカバーはまったくもってオレンジみたいで日本的な文脈では年甲斐もなくとなるのは間違いなかろう。でも黒にはしたくなかったんだよなぁ。



絢香の「三日月」は反則でしょう。やっとヘビーローテを終えました。