07−07 IF YOU WALK, I TAX YOUR FEET
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「歩くんだったら足に税金をかけてやる。」


税金の話しじゃなくて郵貯がATMの使用料を無料にしたということがニュースになっています。そもそもATMの使用手数料を取ること自体が不思議だと思う。例えば香港でこんなことが起きたらきっと暴動がおきます。外国はこうだから日本も見習えと言う論調は嫌いですが、自分たちのメリットになるのなら言ってしまうことにします(笑


銀行の立場からすると、ATMの設置で便利になった。そのためには多大な投資があった。よって手数料をいただきたいということかもしれない。


でも機械にしてくれなくても窓口の人数を増やしてくれてもいいんだよと。いや、それはできないし、窓口サービスだけでは不便でしょうということなのかもしれないが、どちらがいいかを決めるのは銀行の経営判断のはず。より円滑なサービスをしないといけない。これが出発点だとすると、その為に窓口サービスに従事する人員を増やせば人件費がかさばる。また、行員が増えれば、支店オフィスの賃貸料も増える。つまりATMの設置はリストラと捕えることもできる。


他行との競争に勝つためのサービスという観点から見れば無料で当たり前。ましてや預金金利もつかないのに。自分のお金を扱うのにお金がいるというのは理不尽極まりない。ビジネスだからお金をもうけたいのはわかるけど、どんな機会でも捉えて何でも課金していくのは納得がいかない。


ついでに言えばクレジットカード。更新するだけで1万円。本当はカードを持ってもらってやっとビジネスチャンス
が広がっているはずなのではないだろうか。先ずは持ってもらわないことには。香港では(笑)年会費の免除をしているカードが続続と登場しているし、実際には1万円ほどの更新料が必要となっていても、じゃ、更新しないよ、と
ごねれば、ただになるケースが多い。


お金をあずけてほしい。お金を使って欲しい、と言うのがスタート地点なのに、そのため更にお金を払っていただかないとというのは無理がないだろうか。一般的に全てにということじゃなくてしっかりしたベネフィットが高級カードに付与してあり、そこで手数料を取るというのならわかるのだが。


預金者に損した気持ちを味わせずに、自行の商品に(それももっと開発すべきでしょうが)お金を使わせた方が、
絶対、長い目で得なんだと思けど違うのだろうか?


スキー場のリフト代とか、観光地のジュースとか、フィットネスクラブのタオルとか、ホテルのチェックアウト1時間延長、とかも同じ種類の理不尽に感じてのだけど、こういうのはヒトによっていろいろ感じることがあるだろうな。